このページではインドにある文化遺産を紹介しています。文化遺産とは世界遺産の種類の1つで、人類の文化的活動によって生みだされた建造物群や遺跡、記念物のことです。歴史や民俗学、芸術的な価値が高く、後世へ残すべきものが登録され、各国政府や国際機関によって保護・保存の対象となっています。人類の創造的才能が表現された傑作や、歴史上重要な時代の証拠となる建築様式や建築物群、技術の集積が認められた事例が多く、世界有数の観光名所が登録されています。有名な文化遺産はインド・イスラーム文化の代表的建築であるタージ・マハルや、古代ローマ文明が存在した希少な証拠とされるスペインのヘラクレスの塔などで、日本では法隆寺地域の仏教建造物や原爆ドーム、富士山などが登録されています。
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インドの都市
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ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産,城・宮殿
デリーの居城“赤い城” 赤砂岩で作られた城壁は赤く、赤い城と呼ばれています。ムガル帝国第5皇帝が、遷都した際に居城として築かれたもので、ムガル帝国の集大成ともいえる立派な居城です。時代は流れ200年程後に起きたインドの大反乱の時にイギリス軍の駐屯地として利用され、近年に至るまで軍の施設として立入禁止となっていましたが、現在はある程度中に入ることができます。ここでは毎年インド独立記念日に首相演説が行われる、インド人にとっても大事な場所です。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“勝利の塔”が見ごたえ抜群 デリーにある世界遺産のミナレット。ミナレットとは礼拝時刻を知らせるために使われる塔のことを一般的にいいますが、このミナレットは“勝利の塔”。イスラームがヒンドゥーに勝った時の戦勝記念に建てられたとされ、世界で最も高いミナレットです。他にも広い敷地内に立派な遺跡が立ち並び、錆びない鉄塔、建物群も見ごたえ抜群です。デリーでは欠かせないおすすめスポットといえます。
ニューデリー (デリー) - 史跡・遺跡,文化遺産
“ムガール建築の傑作”の霊廟 ムガール帝国第二皇帝フマユーンの霊廟で、妃が事故死したフマユーンのために作らせた霊廟。フマユーン廟から約80年後につくられたのがタージマハルであり、モデルとなった建物と言われています。廟を囲む庭は正方形、芝生も噴水もすべて格子状に整えられており造形美が光ります。フマユーン自身は、ムガル帝国を復興した英雄でありながら、最後は階段から足を滑らせて死去。数奇な人生を見届けたムガール建築の傑作です。
アグラ - 史跡・遺跡,文化遺産
ムガル帝国の城塞“赤い城” 城壁の色は赤。赤砂岩で築かれた城壁は美しい装飾が施され、この色にちなんで別名“赤い城”と呼ばれています。ムガル帝国の皇帝がアーグラに遷都するときに作った居城。場内には白亜で幾何学模様が施された部屋もあり、その中の一つに“ムサンマン・ブルジュ(囚われの塔)”が存在します。第6第皇帝が父親を幽閉した部屋で、そこからタージ・マハルを見ることができます。美しい部屋に複雑な親子関係を感じる悲しい場所です。
アグラ - 史跡・遺跡,文化遺産
“至高の美しさ”白亜の墓廟 ムガル帝国第5代皇帝が、愛妃のために建設したすべてが大理石でできた墓廟。その楽園のような美しさに驚かされます。壁面はアラベスク模様、大理石でできたドームはインドにしか見られない一級品、ヤムナ川に映った墓廟はその美しさを一層際立たせます。その美しさと至高さの裏にある、妃への深い愛情を感じる世界でもトップクラスの建造物です。
ムンバイ - モダン建築,文化遺産
"現役の駅舎"外観が素晴らしい ムンバイ・フォート地区の中心にある駅、非常に重厚で歴史を感じさせてくれる建物は、イギリスによる植民地時代の建築物、世界遺産に認定されています。駅構内は現在でも多くの電車発着している現役の駅舎なので中を見る事が可能、外見の建物の美しさは目を見張るものがあります。
その他の都市 - 文化遺産
“登山する”列車 標高差1420m、全長96km、所要時間4~5時間。カラフルで可愛らしい外観の列車が険しい山を登っていきます。小さな車両でなければ通ることも難しいカーブ、ループ、石造りの橋、そして車窓から広がる山の景色に魅了され、飽きることのない列車の旅ができます。自然を感じる列車の旅です。
ハンピ - 史跡・遺跡,文化遺産
“古代遺跡”に囲まれた村 ハンピとは古くは「勝利の都」と呼ばれた、古王国の首都だった場所です。数多くの宮殿や寺院の他、神祠や望楼、柱廊や浴場、要塞などといった古代都市遺跡が残っていて、その古代遺跡と現代の人々が牧歌的に暮らしているのがなんともマッチしていて不思議な感覚になります。世界遺産であり、聖地。遺跡ファンにはたまらない場所です。
ジャイプール - 文化遺産
現役の“天文台” 見たことのない巨大で不思議な形をしたものが並んでいて、一見芸術作品のモニュメントを置く美術的空間に来たような感覚になりますが、実は現役の天文観測として利用される計測器。280年ほど前に作られた天文台が、今でも日時計、占い、季節などを知ることができるのは本当に驚きます。一つ一つ説明されないと分からないくらい、使い方も形状も考え抜かれたもの。ぜひ下調べをして訪れてみて下さい。
ジャイプール - 城・宮殿,文化遺産
“華やか”な丘の上の宮殿 ムガル帝国の司令官であった一族が丘の上に建てた大規模な宮殿。世界遺産の一つです。丘の上にあるため、宮殿までは観光客用に象に乗って登ったりすることができます。またアンベール城のもつ、精緻で鮮やかなデザインには心を奪われます。美しい庭園、ステンドグラス、鮮やかな装飾や彫刻など、その華やかさは見事の一言です。
アウランガバード - 文化遺産
エローラ石窟寺院群は、ムンバイから内陸に入ったオーランガバードから郊外へ30km、荒涼としたデカン高原西部にあります。 3つの宗教、34の石窟で構成されている世界でも珍しい石窟群です。もっとも古い仏教窟は5世紀ごろ造られ、同時期にヒンドゥー教14、21、29窟が完成しました。これはアジャンタ石窟群の完成とほぼ重なっており、アジェンタの建築家がそのままエローラへ移ってきたと考えられています。 11世紀ごろまでには、すべての石窟が掘られ、時期は異なるものの、3つの宗教が共存する石窟群は、古代インドの宗教への寛容さを感じる事ができます。
エローラ - 文化遺産
圧巻の“石窟” あまりにも巨大すぎて一見普通の建物のように見えますが、巨大な石を彫って、掘り下げて作った大石窟。石窟にはテーマがあり、全34窟、仏教、ヒンズー教、ジャイナ教とインド宗教の世界観を表した彫刻は100年という歳月をかけて作られた傑作。技と思いと時間に圧倒されます。特に16窟は圧巻といわれているので、是非見ていただきたいポイントです。
カジュラホ - 寺院・教会,文化遺産
芸術的“彫像”がみられる寺院 10世紀初頭から12世紀ごろにかけて作られたカジュラーホー一帯に建設された寺院群で、ジャイナ教派もヴィシュヌ教派の寺院、どちらも芸術的価値の高い無数の彫像で埋め尽くされています。テーマは“愛”ということで、性や愛に関する彫像が今でみてもリアリティがある状態で残っています。
パッタダカル - 史跡・遺跡,文化遺産
"歴史ある建造物"ゆっくりと見学 6世紀から8世紀頃の非常に古い建造物、その当時栄えたチャルキア王朝の寺院群の遺跡で、世界遺産に登録されています。外国人観光客は少なく、のんびりと観光できるスポット。遺跡自体はよく整備され、2時間ぐらいで全て見学できる大きさです。露店のようなお店やお土産などを売るお店が数件ある程度。
マハーバリプラム - 寺院・教会,文化遺産
“海辺”の寺院 初期の南インド様式、1000年以上も前に建てられた寺院で、今現存しているものはこの寺院だけだといわれています。海岸沿いということで、海風などにさらされて劣化してきており、この1000年の遺跡を鮮やかに見ることができるのは時間の問題とも言えそうです。浸食防止目的で防風林がありますが、守らなければ失われてしまう遺跡の一つ。目に焼き付けておきたい遺跡です。
ムンバイ - 史跡・遺跡,文化遺産
“船に乗って”世界遺産を楽しむ インドムンバイの冲、アラビア海に浮かぶ小島“エレファンタ島”。ここに岩山を彫って作られたヒンドゥー教の石窟寺院が残されています。インド門の船着き場から船に乗り、1時間ほどで到着。遺跡は島の中腹にあり、10分ほど階段を上った先にあります。石窟は全部で7窟ありますが、保存状態の良い窟のシヴァ神は見ごたえ十分。特に破壊と創造を司る神の3つの顔を持つ像は傑作と呼ばれています。
アグラ - 史跡・遺跡,文化遺産
“予言の都”アグラの城 わずか14年しか使わなかった都、立派な建物だけがそこに残り、廃墟の中を歩き回っているような感覚になる場所です。跡継ぎがいなかったムガル帝国第3代皇帝が、この地に住む聖者に「息子を授かるだろう」という予言を授けられ、その後本当に男子が誕生し、それを祝してアグラの地に都をつくったのがこの場所。ただ人が住むには環境が過酷だったので、短い間しか都としては機能しなかったのだそう。見ごたえたっぷりの城です。
ブバネシュワル - 史跡・遺跡,文化遺産
"世界遺産"の寺院 コナーラクの太陽神寺院は、インドのコナーラクにある宗教的建造物である。ここはヒンドゥー教系の寺院となっており、世界遺産にも認定されている。この寺院では、太陽神寺院という名の通りに、ヒンドゥー教において太陽の神とされているスーリヤを祀っていることで知られる。
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