名護湾を臨む海沿いに市街地が広がる名護市は商業や農業が盛んで、南部の那覇に次いで沖縄北部における中心的存在となる地域です。観光の面でも、広大な敷地にホテルやビーチが並ぶカヌチャリゾートや、ヤンバルクイナなどの希少動物に会えるネオパークオキナワなど、沖縄を満喫できる施設がたくさんあります。また、沖縄に来たら必ず訪れたい美ら海水族館からも近く、交通の便もいいので、沖縄北部における観光の拠点とするのにもぴったりのエリアです。そんな名護のおすすめの観光スポットをまとめてみました。名護の美しい観光地を紹介します。
沖縄美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)は、国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区の海洋博公園内にある水族館。「美ら海」とは沖縄の言葉で「美しい海」「清らかな海」という意味です。完成当時は世界最大の水族館でした。巨大水槽「黒潮の海」で泳ぐ魚類最大のジンベエザメや、繁殖に世界で初めて成功したナンヨウマンタが有名で人気があります。他にも屋根がなく太陽の光が注ぐ「サンゴの海」、沖縄の深海を再現した「深層の海」などユニークな展示が楽しめます。
ブセナ海中公園は、大型ホテルや国際会議が開かれるコンベンションセンターなどが集まる沖縄を代表する一大リゾート地に位置する公園です。公園内の一番の見どころは部瀬名岬の沖合170mに立つ海中展望塔です。らせん階段を下りた先にある24の丸窓からは、カクレクマノミをはじめとした色鮮やかな魚やサンゴ礁が広がる海中世界を観察することができます。またクジラ型の可愛いボートで沖合に行き、ガラス張りの船底から海中を眺めるガラス底ボートも人気があります。船の下に魚たちがいっぱい集まり、海況が良ければ餌をあげることもできます。
嵐山展望台は、名護市にある絶景が楽しめる展望台です。展望台からは屋我地島や古宇利島などの美しい島々や、鮮やかなコバルトブルーの羽地内海を一望できます。沖縄ならではの透き通った海と青い空、白い雲や自然の緑が広がる絶景パノラマは思わず息をのんでしまうほどです。駐車場やトイレもついているので休憩処としても利用可能。ドライブの途中に寄るのもおすすめです。
名護城跡は12世紀後半から15世紀初期頃までの城跡で、埋蔵文化財包蔵地にも指定されています。名護城は14世紀初期頃にこの地を統治していた名護按司の居城だと伝えられており、城壁に続く長い石段の両脇には多くの桜が植えられていて屈指の桜の名所としても有名です。また頂上にある展望台からは美しく広がる名護湾や、名護市内の街並みが見渡せるので名護市の景勝地としても知られています。
東京ドーム約5個分という広大な動植物園です。ここでは、沖縄の温暖な気候を生かして、熱帯地帯に生きる動植物をなるべく自然に近い環境で保有しています。「フラミンゴの湖」や「アマゾンのジャングル」など世界中の熱帯地方をそれぞれのゾーンに分けて再現されており、餌やりやふれあい体験も楽しむことができます。また、4分の3スケールで再現した「沖縄軽便鉄道」に乗って広大な敷地を巡ることもできます。
沖縄県の名護市にあり、パイナップル畑や南国の植物に覆われたジャングルのような敷地内を探索できるテーマパークです。道中は”パイナップルトレイン”に乗ったり、空中遊歩道を歩いたり、楽しみながらパイナップルの歴史を学ぶこともできる施設です。パイナップルを使ったお菓子やワインも販売しており、イートインできる場所もあるので、南国の風を感じながらパイナップルについて知見を深められる場所です。
名護市の北部、屋我地島にある天然のビーチです。古き良き沖縄の海辺を感じられる雰囲気が魅力で、海水浴の他にボートやシーカヤックなどのアクテビティも楽しめます。干潮時前後の時間帯のみ現れる、ビーチと小島をつなぐ縁結びの道「ピュア・ロード」も有名。ビーチの敷地内にはキャンプ場やバンガローもあり、手ぶらで楽しめるキャンププランも設けられています。
羽地内海(はねじないかい)は沖縄本島の本部半島と屋我地島、奥武島で囲まれた穏やかな海域です。「沖縄八景」のひとつであり、小島が点在する美しい景色から「沖縄の松島」や「沖縄の瀬戸内海」の別名もあります。干潟のマングローブ林には四季折々の渡り鳥が飛来し、国の鳥獣保護区にも指定されています。呉我にある嵐山展望台は、羽地内海を一望できる絶景スポットです。
かりゆしビーチは、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパに併設するリゾートビーチです。マリンアクティビティも充実しており、多種多様なマリンスポーツをはじめパラセーリングまで楽しめますし、滑り台やトランポリンなどの海上アスレチックも豊富。シャワーや更衣室も完備されているので、家族連れや友達や恋人同士でも楽しめる人気スポットです。
野外ステージやスポーツ施設が集まる21世紀の森公園内に併設された広大な人口ビーチ。沖縄ならではの美しい海と砂浜が広がっており、夕方には海に沈む綺麗な夕日も見ることができます。シーサイドに広がる芝生や木陰でのんびりとした時間を過ごすこともできますし、バーベキューやビーチバレーなど海辺でアクティブに過ごすことも可能。更衣室やシャワー、ロッカーなども設備されておりふらっと立ち寄っても快適に楽しい時間が過ごせるおすすめスポットです。
OKINAWAフルーツらんどは、南国のフルーツや鳥、蝶に出会え、亜熱帯の世界が体験できる人気の観光スポットです。パイナップル、スターフルーツ、バナナ、世界最大の果実バラミツなど30種類以上の亜熱帯果樹が実る「フルーツゾーン」や妖精にさらわれたトロピカル王国の王様を探し妖精の国を目指す謎解きゲーム「トロピカル王国物語」が人気です。その他カラフルな鳥たちとふれあえる「バードヤード」や沖縄ならではの亜熱帯果実を使用したスイーツが楽しめるカフェ、パッションフルーツの香りや甘みをしっかり残したオリジナルラスクなどを販売しているショップがあります。
名護市役所は、沖縄本島の北部に位置する名護市にある役所。国道58号線沿いを通ると、市庁舎とは思えない変わった建物が目を引くことでしょう。海の近くなため、海風を入れて建物を冷やす方法をとっており、アサギテラスにはガジュマルやブーゲンビリアなどの木々が植えられています。建物の周りには魔除けの像で知られるシーサーが飾られており、それぞれ異なる表情や形が見るものを楽しませます。今回はそんな名護市役所の建物について紹介していきます。名護の穴場観光スポットとしてもおすすめなので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
「名護城公園(なんぐすくこうえん)」は、沖縄本島北部の玄関口と呼ばれている名護市にあり、桜の名所として人気がある自然豊かな公園です。1月中旬から2月上旬には、濃いピンク色の琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんぴざくら)が約2万本も咲き誇り、毎年1月最後の土・日には、名護さくら祭りが開催され多くの観光客が訪れています。遊歩道はカンヒザクラが2kmも続き美しい景色を楽しめるのでおすすめです。名護城公園内には、絶景を楽しめる展望台、埋蔵文化財包蔵地にもなっている遺跡がある歴史的スポット、恋愛成就のパワースポット恋ざくらなど、様々な見どころあるのでぜひ一度訪れてみて下さい。
沖縄県の「名護市」は、本島の北部に位置し「やんばる」の玄関口となっています。那覇空港からは車で1時間20分ほどの場所にあり、名護市の東と西を海岸に囲まれ、白い砂浜と青く透き通った海が続き、美しい自然が広がっています。 綺麗な海やビーチで遊ぶことはもちろんですが、名護市には観光施設やマリンスポーツが楽しめる場所も充実しています。観光施設としては南国の気候を活かした施設「ナゴパイナップルパーク」「OKINAWAフルーツらんど」などがあります。ここでは、そんな名護でおすすめの観光スポットをご紹介します。
Aビーチやマリンアクティビティなど海を満喫したいなら、7~8月がおすすめ。名護は一般的に6月下旬〜8月中旬が降水量も少なく、晴れの日が多いといわれています。ただこの時期は、宿泊費が値上がりする季節です。お得に名護に行きたい方は、10月以降の秋がおすすめ。
A名護旅行は有名な観光地を巡るだけなら1泊2日でも十分ですが、沖縄本島の周遊やビーチなどでゆっくり過ごしたいなら3泊4日以上が人気です。
A名護旅行は一年を通して人気がありますが、オフシーズンの10月から2月が比較的空いている穴場の時期。お手軽に行きたい方にもおすすめ。雨も少なく平均気温15度以上なので快適に過ごせます。
A名護へは那覇空港から車またはバスで移動します。車で高速道路を利用した場合は1時間15分、一般道の場合は1時間50分。高速バスを利用すると1時間45分です。
A名護は沖縄本島のほぼ中心部にあり、県内3番目の広さを有しています。豊かな自然に恵まれた土地で、観光スポットもたくさん。全国的に有名な「やんばる物産センター 道の駅許田」をはじめ、オリオンビールの工場見学ができる「オリオンハッピーパーク」、パイナップルのテーマパーク「ナゴパイナップルパーク」などがあります。
A名護への旅行費用は、往復の航空券や宿泊費、レンタカー代も含めて大人1人あたり4万円台が相場です。オフシーズンに旅行をしたり、LCCを利用したりすると、より安くできます。
A名護といえば台風が心配ですが、1969年~2018年の過去50年間で、1月・2月・3月に接近した台風は1つもありませんでした。また12月と4月も台風の接近数が非常に少ないので、12月から4月の名護旅行は、台風の心配がほとんどありません。7月・8月・9月は、台風が名護に接近する可能性が高い時期。名護旅行に行くと決めたら、台風が来ないことを願いましょう!
A例年海開きが行われる3月から10月末頃まで海水浴を楽しむことができます。中でも、平均最高気温が30度近くになる6月から9月頃が、海水浴におすすめの時期です。
A名護での交通手段はレンタカーが一般的。しかし名護市内には路線バスが運行しており、バスでの移動も可能です。タクシーや高速船、レンタサイクルも利用できます。
Aレンタカーを借りる場合は、「レンタカー付きパッケージツアー」で予約するのが1番お得です。
A夏は半そででも大丈夫ですが、雨や冷房などで思った以上に寒くなる場合がありますので、一枚羽織るものがあった方が安心。冬は名護といえども肌寒くなるので、長そでを着て、暑いと思ったときに備えて半そでを荷物に入れておくことをおすすめします。
A名護旅行には、日焼け対策が必須です。日焼け止めはもちろん、帽子やサングラスなど準備は怠らず。日傘があれば、急な雨にも対応できます。現地購入も可能ですが、虫よけやかゆみ止めも一年中必要。レンタカーを利用する方は、免許証を忘れずに!
A名護には観光スポットがたくさん。全国道の駅ランキングで1位に輝いたこともある「道の駅 許田」や、熱帯地方の動植物が見られる「ネオパークオキナワ」、そして美しい海が一望できる「嵐山展望台」などがあります。
A名護旅行はフリープランで楽しめる航空券+ホテルのセットがお得。また、名護のホテルに宿泊し、レンタカーで観光をするのが一般的。
A名護旅行は、子連れに嬉しいスポットも数多くあります。パイナップルがテーマの「ナゴパイナップルパーク」、トロピカルフルーツを見たり食べたりするだけでなく絵本の物語体験もできる「OKINAWAフルーツランド」、海中展望塔や海中散策が楽しめる「ブセナ海中公園」などがあります。
A名護はマリンアクティビティが盛んな地域。ダイビング・シュノーケリング・カヌー・シーウォーカーなどがあるので、海を満喫できます。また「森のガラス館」では子供から大人までガラスを使ったさまざまな体験が可能です。
A名護周辺には、キャンプ場がある「屋我地島」、穴場ビーチがある「古宇利島」、県内有数の美しいビーチが広がる「瀬底島」などがあります。どの島も車で行けるので、気軽に訪れやすい離島です。
A名護には毎年7月末に名護漁港で開かれる「名護夏祭り」があります。青空市とビールがテーマになったイベントで、ビール適量飲み大会などのステージショーや花火の打ち上げを実施。8月には「全島ハーリー大会」、11月には「ツール・ド・おきなわ」なども開催されます。
Aやはり名護を訪れたら、沖縄そばやラフテーなどの沖縄グルメは外せません。名護には琉球古民家の食堂もあるので、沖縄ならではの雰囲気も味わいたい方におすすめです。
Aお土産といったら、やはりちんすこうや黒糖が人気ですが、「紅芋ケーキおもろ」や「タンナファクルー」「紅づくし」などのお菓子もおすすめ。また、名護にあるオリオンビールの工場「オリオンハッピーパーク」の限定グッズや、道の駅などで購入できる新鮮な果物などもあります。
A名護では、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大防止策を進めております。観光地や観光施設等では、3密を避けるため、人数制限や時間制限を設けていることがあります。お出かけ前に必ず公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。