九州の北西部にある佐賀県の魅力的な観光スポットを知っていますか?海と山に囲まれた佐賀県には、自然が作り出した七つの洞窟「七ツ釜」や、古くから親しまれ雄大な絶景を拝める「御船山楽園」など様々な自然を満喫できるスポットがあります。弥生時代の暮らしを復元した「吉野ヶ里歴史公園」や「唐津城」など歴史的建造物も楽しむことができます。旅の疲れを癒やしてくれる温泉や、旅の醍醐味であるグルメも豊富にあります。佐賀3大美食グルメの高級ブランド牛として知られる「佐賀牛」、新鮮で透明な「イカの活造り」、濃厚な味の「竹崎かに」は食通の人をも唸らせる名物グルメです。今回は、そんな佐賀県で行ってみたいと思う、定番観光地を紹介します。佐賀県へ訪れる際の参考にぜひしてみて下さいね。
嬉野温泉は713年偏纂の「肥前風土記」に記された北九州屈指の温泉地です。日本三大美肌の湯として知られており、ナトリウムを多く含むヌメリのある湯が肌をスベスベにしてくれます。 湯めぐりを楽しみたいのであれば、16ヵ所の入浴施設で利用できる「湯遊チケット」が便利。とろとろの食感がたまらない、嬉野温泉湯豆腐もおすすめです。
シーボルトの足湯は温泉街中心部の湯遊広場にあり、24時間いつでも無料で入れる足湯です。日本近代医学の父・シーボルトが嬉野温泉に立ち寄ったことが名前の由来。血行を良くしてくれるので体がポカポカ温まり、肩こりや足のむくみにも効果があります。観光で疲れた足を癒すのにもおすすめ。観光客はもちろんのこと、地元民にも人気があるので交流も楽しめます。
武雄温泉は約1300年前の開湯とされ、嬉野温泉と並んで「肥前風土記」に記された歴史ある名湯です。泉質は肌触りの良い弱アルカリ単純泉で、保湿効果が高いことから美人の湯としても知られています。源泉が50℃前後なので、ほとんどの温浴施設でかけ流しの温泉を楽しむことができます。国の重要文化財に指定されている楼門や武雄温泉新館も見どころです。
御船山楽園は幕末に武雄領主・鍋島氏の別邸として、京都から絵師を招いて造園された大名庭園です。御船山の断崖絶壁を借景とする池泉廻遊式庭園で、春の桜やツツジ、梅雨のアジサイや逆さ紅葉、秋の紅葉、冬のツバキと雪景色など、四季折々の景観を楽しむことができます。桜と紅葉のシーズンにはライトアップがあり、幻想的な夜の光景も見どころです。
森とリスの遊園地 メルヘン村は小さな子どものいるファミリーにおすすめの遊園地です。幼児から楽しめる乗り物が揃う遊園地やアスレチックの他、併設の動物園ではウサギやリスにエサをあげることができます。屋根付きのトランポリンや巨大なボールプールなど、雨の日でも遊べる施設も充実。全天候型のレストハウスも併設されています。
武雄温泉楼門は鮮やかな朱塗りが美しい武雄温泉のシンボルです。東京駅を手掛けた辰野金吾による設計で、竜宮城を思わせる色彩と形が特徴的。釘を1本も使わずに建築されており、国の重要文化財に指定されています。下から見上げる迫力ある姿も良いですが、武雄温泉新館2階から見るのもおすすめ。ライトアップされた夜の幻想的な光景も必見です。
吉野ヶ里歴史公園は国の特別史跡に指定されている弥生時代の環壕集落・吉野ケ里遺跡を中心とした公園です。復元された98棟の建物で弥生時代の暮らしぶりを再現しており、当時の衣装を着てタイムスリップ気分を味わうこともできます。土器づくりや火おこしなどの体験プログラムも豊富。マルシェやイルミネーションなどのイベントも人気です。
三瀬ルベール牧場どんぐり村は南フランスの田舎をイメージしたテーマパーク型の観光牧場です。牛の乳搾りやヤギのエサやりで動物とふれあったり、アスレチックや夏限定のじゃぶじゃぶ池で体を動かしたりして遊べます。生キャラメルやウィンナ作りなどの体験プログラムも連日開催。カフェやレストランも併設されているので1日たっぷり楽しめます。
佐賀城公園は佐賀市中心部の佐賀城跡周辺に広がる都市公園です。三方を濠に囲まれており、濠端に並ぶ樹齢300年超の大クスなど樹木の中にお城が沈んで見えることから「沈み城」とも呼ばれています。春の桜や秋の紅葉も美しく、多くの野鳥や水鳥が飛来するなど四季折々の豊かな自然も見どころ。博物館や美術館などの文化施設も併設されています。
唐津城は鶴が羽を広げた姿に見えることから「舞鶴城」とも呼ばれる、城下町唐津のシンボルです。現在の天守閣は1966年に建てられたものですが、舞鶴橋から見上げた時の美しさと天守閣5階の展望台から眺める雄大な松浦潟の景色は格別。城内部は藩政資料や考古出土品を展示する郷土資料館になっています。城周辺の舞鶴公園は桜やフジの名所としても有名です。
虹の松原は国の特別名勝で、日本三大松原の一つである景勝地です。初代唐津藩主が防風・防潮のため海岸線の砂丘にクロマツを植えたのがはじまりで、100万本ほどのクロマツが約4.5km、幅約500mに渡って虹が弧を描くように連なっています。鏡山山頂から眺める松原と海のコントラストが美しく、県道347号が松原内を通っているのでドライブも楽しめます。
呼子の朝市は港東側の朝市通りで開かれる有名な朝市です。江戸時代の物々交換に始まり、朝市としては大正の初期ごろに始まったと言われています。有名な呼子のイカをはじめ新鮮な魚介類や農産物の出店が朝7時半から11時頃まで並び、買い物はもちろんのこと、お店の人とのやり取りや値段交渉も楽しめます。休日は元旦のみ、それ以外は年中無休です。
七ツ釜は国の天然記念物に指定されている、紺碧の海に浮かぶ7つのかまどのような海蝕洞窟です。玄武岩の断崖絶壁が玄界灘の荒波で浸食され、長い時間をかけて完成した洞窟はまさに自然のアート。イカの形の遊覧船に乗って洞窟を訪れるクルージングでは、迫力満点の断崖絶壁や洞窟内部の神秘的な青い世界を間近で体感できます。
波戸岬は九州本土の最西北端に位置する、玄界灘に突き出た小さな岬です。周辺はリゾートエリアになっており、キャンプや海水浴、ハイキングなどのアクテビティを楽しめます。岬一帯は玄海国定公園に指定されており、風光明媚な眺めが魅力。陸地から86mの桟橋でつながれた海中展望塔では、美しい熱帯魚などが泳ぐ姿を窓越しに見ることができます。
マリンパル呼子からは「イカ丸」「ジーラ」の2種類の船が出港しています。「イカ丸」はその名の通りイカの形をした、七ツ釜探検を手軽に楽しめる遊覧船です。間近に迫る圧巻の洞窟や、内部の神秘的な世界はまさに自然が作り出した芸術品。「ジーラ」はクジラをモチーフにした半潜水型の海中展望船で、年間を通して海中散歩気分を味わえます。
呼子大橋は九州本土の呼子と離島の加部島を結ぶ全長728mの橋です。緩く弧を描くハープのような美しいフォルムから「ハープ橋」とも呼ばれ、新さが百景にも選ばれています。歩道が設けられているので、風光明媚な景色を眺めながら歩いて渡るのもおすすめ。橋のたもとにある弁天島にかかる、全長220mの弁天遊歩道から眺める呼子大橋も格別です。
九州の北西部にある佐賀県の魅力的な観光スポットを知っていますか?海と山に囲まれた佐賀県には、自然が作り出した七つの洞窟「七ツ釜」や、古くから親しまれ雄大な絶景を拝める「御船山楽園」など様々な自然を満喫できるスポットがあります。弥生時代の暮らしを復元した「吉野ヶ里歴史公園」や「唐津城」など歴史的建造物も楽しむことができます。旅の疲れを癒やしてくれる温泉や、旅の醍醐味であるグルメも豊富にあります。佐賀3大美食グルメの高級ブランド牛として知られる「佐賀牛」、新鮮で透明な「イカの活造り」、濃厚な味の「竹崎かに」は食通の人をも唸らせる名物グルメです。今回は、そんな佐賀県で行ってみたいと思う、定番観光地を紹介します。佐賀県へ訪れる際の参考にぜひしてみて下さいね。
吉野ヶ里遺跡は佐賀県神埼(かんざき)郡吉野ヶ里町と神埼市に広がる吉野ヶ里丘陵にあります。700年続いた弥生時代の集落の遺跡で、日本にある弥生時代の遺跡の中では一番町期間続いた遺跡です。大正時代から発掘調査をされていあのですが、1986年(昭和61)から佐賀県の教育委員会が全面的に協力して、本格的な調査が始まり、広い範囲で同じ時代の集落であるということが判明しました。 物見櫓らしい建物や二重の環濠があり、防御設備が整っていることから日本の城郭の始まりとも言える遺跡です。そのため、日本城郭協会によって「日本100名城」に選ばれています。一時期は中国の史書『魏志倭人伝(ぎしわじんでん)』で知られる邪馬台国(やまたいこく)ではないかということで注目を浴びました。現在、遺跡の保存、施設の復元や展示、遺跡に興味を持ってもらうことを目的に、国定公園、「吉野ヶ里歴史公園」として公開されています。
樹齢3000年以上の「武雄の大楠」と「夫婦杉」の2つのご神木で有名な武雄神社は、日本有数のパワースポットとして、全国から多くの参拝客が訪れます。夫婦檜は、縁結びの御神木として、特に独身女子に人気のスポットとなっています。佐賀県武雄市は、温泉とグルメの町と呼ばれていて、佐賀牛すき焼き弁当をはじめ、美味しい食事処もたくさんあります。昔から美人の湯と呼ばれている武雄温泉でも有名。武雄市には、陶芸体験のできる施設もあり、神社参拝から温泉、グルメ、ロクロ体験など様々な楽しみ方のできる旅好き女子におすすめのエリアです。
九州の中でも印象の薄いかもしれない佐賀ですが、実はお城好きや歴史好きな人におすすめのスポットが満載のエリアです。佐賀城は明治時代に大部分が消失してしまいましたが、唯一残された青銅製の「鯱の門」はかつての弾痕が見られるなど、生々しい歴史の跡を感じられる見所の1つとなっています。他にも復元された本丸御殿が平成16年から解放されていたり、佐賀城の主である鍋島ゆかりの神社があったりと周辺にも見所がたくさん。ここではそんなお城ゆかりのスポットをはじめ、佐賀ならではの魅力を観光やグルメ、宿泊によって堪能できるスポットを紹介しています。どこもおしゃれで思わず写真を撮りたくなるような所ばかり。城好き女子たちの女子旅にもおすすめですよ。
伊万里は日本でも有数の焼物ブランドの文化・伝統が息づく町です。たくさんの窯元があり、有田焼と伊万里焼の特徴の違った器を楽しむために、全国から多くのファンが訪れることでも知られています。街中でもギャラリーや飲食店で気軽に陶磁器に触れられるので、コレクターや焼物好き以外の方も十分に楽しめることができます。 さらに、嬉野温泉や隣接する長崎県のハウステンボスなどの観光スポットへも車で約30分とアクセス抜群な町としても観光客に人気の理由の1つです。焼物とふれあいながら歴史を感じさせる建物も楽しめる伊万里をのんびりそぞろ歩いてみませんか?
唐津市は佐賀県の北西にあり、玄界灘に面している市です。クロマツの林は日本三大松原の一つである「虹の松原」として有名で、日本の特別名勝にも指定されています。また、「日本の白砂青松100選」「日本の渚百選」「かおり風景100選」「日本の道100選」にも選ばれており、唐津随一の観光スポットとして人気があります。夏は海水浴場で泳いだり、貸しボートで遊んだりとアクティブに楽しむのもいいでしょう。疲れたら唐津温泉や佐里温泉でのんびりできるのです。美しい風景が広がる「虹の松原」周辺の観光地についてまとめてみたので、唐津旅行の参考にしてくださいね!
A東京から佐賀県にアクセスする際は飛行機を利用した空路がおすすめです。羽田空港から九州佐賀国際空港は約1時間50分、成田空港から九州佐賀国際空港は約2時間となっています。関西地方からの場合、新大阪駅から新幹線とJRを利用して約2時間50分でアクセスすることが可能です。新幹線や飛行機以外には高速バスを利用するルートもあります。
A出発地、滞在日数によって費用が異なりますが1泊2日のプランの場合、交通費と宿泊費を合わせて20,000円から30,000円となっています。現地での飲食代やタクシー代、バス代、お土産代を含めて50,000円前後用意しておけば福岡旅行を楽しむことが可能です。高級旅館や高級ホテルを利用する場合や高級料理を味わいたい場合にはもう少し費用がかかるので注意しましょう。
A佐賀県は1泊2日でも楽しむことが出来る旅行先となっています。九州地方から佐賀県にアクセスする場合には日帰り旅行も楽しめます。温泉でゆっくりしたい人や佐賀県の観光スポットを余すことなく楽しみたい場合には2泊3日以上のスケジュールを組むのがおすすめです。旅の目的に合わせて自由にスケジュールが組めるのも佐賀旅行の魅力となっています。
A佐賀県は一年を通して旅行を楽しむことが出来ます。ベストシーズンを挙げるとすると佐賀城跡周辺で開催される夏祭りの時期や、毎年11月に開催される秋の唐津くんちなど季節のイベントに合わせて出かけるのが人気です。3月から5月にかけては気候が落ち着き、観光もしやすくなるので人気の季節となっています。紅葉を楽しみたい場合は秋の行楽シーズンを狙ってみてください。
Aイベントや夏祭りの時期は観光客が多く混雑が見込まれます。春休み、GW、夏休みといった長期休暇も人気の旅行シーズンとなっているので、比較的空いている時期に旅行をしたい場合は長期休暇の前後に旅行に出かけることをおすすめします。ベストシーズンであっても金曜日、土曜日、日曜日の週末を外した平日であれば混雑を避けやすいです。
A佐賀県と言えば日本三大美肌の湯である「嬉野温泉」や豊かな自然に囲まれた「古湯温泉」が人気の観光スポットです。日常を忘れてゆっくりと身体を癒すことが出来ます。春には約2000本の桜が咲き誇る御船山楽園や吉野ヶ里歴史公園、祐徳稲荷神社など歴史的な観光スポットも人気です。ショッピングやデートであれば鳥栖プレミアム・アウトレットがおすすめです。
A佐賀旅行をする際、特別な服装は必要ありません。季節に合わせた服装を準備しておけば間違いありません。春先や秋頃は昼夜の寒暖差が見込まれるのでサッと羽織ることが出来る上着を用意しておくと安心です。街歩きなど徒歩移動を中心としたスケジュールを組む場合は歩きやすい靴や動きやすいコーディネートを準備しておきましょう。
A佐賀旅行で特別用意しておかなければならないものはありません。移動時間が長くなる場合は時間を潰すことが出来る本を用意したり、タブレットを用意したりするのがおすすめです。突然の雨に備えて折り畳み傘やカッパなどの雨具を用意しておくと安心です。その他には現地で買ったお土産などを入れておけるエコバッグや手提げ袋も用意しておきましょう。
A佐賀にはバラエティ豊かなグルメが揃っていて、B級グルメも豊富に揃っています。呼子イカの活き造りや井手ちゃんぽん本店のちゃんぽん、からつバーガーのハンバーガー、高島豆腐店の呉豆腐、佐賀牛のステーキは外すことが出来ない佐賀グルメです。有明海が育んだカニやムツゴロウといった新鮮な魚介類も人気のグルメとなっています。
A佐賀旅行をする際にも新型コロナウイルスへの対策は必須です。マスクを着用して、現地の方々に迷惑がかからない行動を心がけましょう。公共交通機関を利用する際や観光地を巡る際、飲食店を利用する時には3密を避けて行動してください。観光スポットや飲食店によっては営業時間が変更になっていたり、臨時休業をしていたりするので出発前に確認しておきましょう。