マチュピチュ遺跡、ナスカの地上絵、カラフルな屋根と石畳が美しいインカ帝国時代の首都クスコなど、神秘的な古代遺跡をはじめとした数多くの魅力的スポットがたくさんあるペルー。なかでもマチュピチュは日本人が訪れてみたい世界遺産ランキングで第一位。標高2280mの断崖に忽然と現れる謎めいた空中都市は世界中からの観光客を魅了します。 エクアドル、ブラジル、コロンビア、チリに隣接する南米の国ペルー。自然と歴史を身近に感じられるペルーへは日本から飛行機を乗り継ぎ24時間以上かかります。長時間かけても訪れる価値のあるスポット満載。首都のリマにも歴史的建造物、海岸沿いにはおしゃれなレストランも並びます。見どころはたっぷりなので、ペルーへ訪れる際はゆとりあるプランを立てて、じっくり観光することをおすすめします。
マチュピチュはペルーのウルバンバ谷に沿った山の尾根、標高2,430mの場所にある、世界遺産に登録されている15世紀のインカ帝国の遺跡です。 文字を持たなかったアンデス文明(1532年のスペイン人による征服以前に周辺に栄えていた文明)に関しては当時に書かれた歴史資料は存在せず、全容については未だ不明な点が山積。山の裾からは遺跡の存在が確認できないことから、「空中都市」などと呼ばれています。この遺跡は3mずつ上がる段々畑が40段あり、総数3,000段の階段でつながっているという構造を持ち、ほかに200戸の石の建物を有します。 この空中都市は、インカの王族や貴族のための避暑地としての離宮や別荘としての目的で造られたのだと考えられています。
アンデス山脈中の標高3,400mの場所にある人口約30万人のクスコは、ペルー南部クスコ県の県都です。 13世紀〜16世紀の間インカ帝国の首都であったことから街にはサクサイワマンなどの遺跡が点在。インカの文化とスペインの文化が融合したクスコの街自体も世界遺産に登録されており、ペルー有数の観光スポットとして世界的に人気があります。 また、こちらは有名な観光スポットのマチュピチュへの交通の拠点であり、たくさんの人々が訪れることから街にはおしゃれなレストランやバーなども点在しています。世界の料理を味わえるレストランが多い中、アルパカ肉のステーキやアマゾン由来の魚ピラルクのソテーなど南米らしい料理を提供するお店もあります。
リマは、人口約1,021万人のペルー共和国の首都。南米有数の世界都市で、ペルーの政治、文化、金融、商業、工業の中心地です。 この街は、1535年にインカ帝国を征服したスペイン人のフランシスコ・ピサロによって築かれました。植民地時代に建設された建物が多く残るリマ・セントロ地区は、1988年に世界遺産に登録。ピサロが自らの手で礎石を置いたとされ、彼の遺体が安置されているカテドラル・フランシスコ、植民地時代の異教徒に対する拷問を等身大の蝋人形を使って再現した宗教裁判所のラ・インキシシオン宮殿などが残されています。 この旧市街から30分ほど離れた海岸沿いにあるミラフローレス地区にはカジノ、高級ブティック、ホテル、レストラン等が建ち並び、こちらも観光客に人気のエリアとなっています。
アレキパは首都リマから南に1,000㎞、ペルー南部・標高2,300mの場所にある人口約90万人の同国第2の都市。中心地区には近郊で採れる白い火山岩から造られた建物が多く立ち並び、「白い町」と呼ばれています。 2000年にはこの街の歴史地区が世界遺産に登録されていますが、2001年に発生したマグニチュード8.4の地震により、多くの歴史的建造物が被害を受けました。 近隣の海や山から新鮮な野菜・魚・肉などの食材が集まるこの街は美食でも知られています。訪れたなら、黄色い唐辛子と鶏肉のカレー「アヒ・デ・ガジーナ」、エビのクリームスープ「チュペ・デ・カマローネ」などのペルーの伝統料理も味わってみたいものです。
ペルー南西部のナスカは、首都リマから南へおよそ450km行ったところにある乾燥した高原盆地。 ここには「ナスカとパルパの地上絵」という名で世界遺産に登録されている大変有名なナスカの地上絵があります。西暦元年〜800年頃に描かれたと言われているこの地上絵には、描画の由来や方法について未だ謎の部分が多数。神秘的な直線、幾何学模様、動物などをモチーフにした「新・世界七不思議」と言われる壮大なミステリーを一度はこの目で見ようと、世界中からこの地を観光客が訪れます。 地上絵を見る際には地上では全体像を把握しきれないため、セスナ機に乗って上空から俯瞰するのが一般的。ナスカ周辺にはおよそ1,000点以上もの地上絵が点在しています。
マチュピチュ周辺 - ツアー・旅行
マチュピチュはペルーの都市クスコにある15世紀のインカ帝国の遺跡のひとつで、アンデス山麓に属するペルーのウルバンバ渓谷の山間にあります。標高が高く、麓からはその存在を確認できないため「空中都市」とも呼ばれています。マチュピチュの標高は2400mで、観光旅行で訪れる際には登山準備が必要です。 入場方法や服装について、トイレはあるのか、持ち込みが制限されている物、逆に持って行ったほうが良い物は何なのかなど、マチュピチュの遺跡観光を満喫するために、押さえておきたいおすすめの見どころと注意点、行き方について解説します。
周辺スポット
クスコ - ホテル
カプセルホテルというと、リーズナブルに宿泊できる簡易的なホテルといったイメージがありますが、ペルーには常識を覆すような驚きのカプセルホテルがあります。なんとそのカプセルホテル、まるで崖の上に浮いているように設置されていて、しかもガラス張りなんです! 今回は、そんな崖の上にあるガラスのカプセルホテルのスリルと絶景についてご紹介します。高所恐怖症の方は、注意しながらご覧ください。
周辺スポット
クスコ - 城・宮殿
せっかく遠く旅行へ行くのなら、とびっきりミステリアスで日常を忘れさせてくれる場所がおすすめです。そんなあなたの気分をとびっきり満たしてくれるのは、マチュピチュ遺跡のお膝元、インカ帝国の名残があちこちに残る世界遺産の街クスコです。太古の昔に作られたとは思えない、先人の英知の結晶ともいえる石造りの礎や、この地に新しい楽園の建設を目指したことがありありとわかる瀟洒な建物に、あなたはきっと魅了されることでしょう。インカの神秘的な文化と、スペインの情熱的な文化が交差しているこの街の熱い息遣いを感じれば、その人間のたくましさに元気付けられるはずです。そんな南米と西洋が交錯するクスコの観光で、必見なおすすめの人気定番の観光地を紹介します。
マチュピチュ周辺 - 史跡・遺跡,複合遺産
マチュピチュの歴史保護区 (Historic Sanctuary of Machu Picchu)はペルーのクスコ県にあるマチュ・ピチュ遺跡と、その周辺で、ユネスコの世界遺産に登録されています。マチュ・ピチュ遺跡は、インカ帝国時代の遺跡の中でも特に保存状態が良く、絶滅危惧種・危急種をはじめとする動物や植物などが存在する優れた自然環境の中にあることから、世界的にも有名な絶景スポットになっています。
リマ - 美術館
Parque de las Leyendasはペルーの首都リマの中心から車で20分、サン・ミゲル地区にある動物園です。 1964年にペルーの自然保護主義者フェリペ・ベナヴィデス・バレダによって建てられたもの。園内は大きくシエラ地域、ジャングルエリア、国際ゾーン、その他のアトラクションに分かれており、ペルーに生息している動物はもちろん、国際ゾーンと呼ばれるエリアがあり、世界中のさまざまな動物が飼育されています。動物園以外にもペトロペル石油博物館やマランガ文化遺跡博物館、ピラミッドのレプリカなどペルーの歴史や文化が学べるスポットがたくさんあります。 動物園の周辺にはレストランやショップが多く並び、サン・ミゲルショッピングモールが向かいに建っています。
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