パーソナルトレーニングの歴史*流行とその理由

近年流行している「パーソナルトレーニング」。フィットネスクラブが流行していた頃から、少しずつ形を変え、いまでは個別指導してもらえるパーソナルトレーニングも一般に浸透してきています。パーソナルトレーニングは、どのように始まったのか、その歴史も気になるところです。こちらのページでは、パーソナルトレーニングの歴史を紐解きながら、現在の状況、流行の理由などについて詳しく解説します。パーソナルトレーニングはトレーニングのプロによるマンツーマン指導が魅力です。その歴史背景に関する知識はパーソナルトレーニングジムの選択でも参考になるでしょう。

本ページではプロモーションが含まれます
当サイトでは商品やサービス(以下、商品等)の掲載にあたり、 ページタイトルに規定された条件に合致することを前提として、当社編集部の責任において商品等を選定しおすすめアイテムとして紹介しています。

同一ページ内に掲載される各商品等は、費用や内容量、使いやすさ等、異なる観点から評価しており、ページタイトル上で「ランキング」であることを明示している場合を除き、掲載の順番は各商品間のランク付けや優劣評価を表現するものではありません。

なお当サイトではユーザーのみなさまに無料コンテンツを提供する目的で、Amazonアソシエイト他、複数のアフィリエイト・プログラムに参加し、商品等の紹介を通じた手数料の支払いを受けています。掲載の順番には商品等の提供会社やECサイトにより支払われる報酬も考慮されています。

パーソナルトレーニングの歴史を知るにはフィットネスクラブの歴史から

パーソナルトレーニングは、元はオリンピック選手など、アスリートの専属となって行うものという認識されていました。個別の指導ではなく、フィットネスクラブやスポーツジムに通って運動するのが一般的。フィットネスクラブから、どのようにパーソナルトレーニングジムが浸透してきたのか、まずはフィットネスクラブの歴史から見ていきましょう。

1969年日本初のフィットネスクラブ設立される

日本のフィットネスクラブの歴史は、1969年「セントラルスポーツクラブ」が設立されたところからスタートします。セントラルスポーツクラブでは、水泳で金メダルを獲得した鈴木大地選手をはじめとして、これまでに20名以上のオリンピック選手を排出しています。1970年には「東京アスレティッククラブ」が日本で初めての「会員制総合スポーツクラブ」が設立されました。

スイミングスクールやエアロビクスのブーム到来

1980年代には、スイミングスクールのブームが到来します。同年、アメリカで考案された運動プログラムを元に生まれた「エアロビクス」が日本で紹介されるようになり、こちらも大流行しました。医療面でも、関東労災病院に「スポーツ整形外科」が登場、その2年後にはスポーツドクター制度が発足するなど、スポーツをサポートしていく体制が構築されていったのです。

フィットネスクラブでパーソナルトレーニングのサービスが始まる

フィットネスクラブが一般に浸透し、2000年代になると、そのサービスの1つとして、パーソナルトレーナーによる指導が行われるようになります。この頃のパーソナルトレーニングは、スポーツジム等でのサービスの一部としての位置づけに過ぎなかったのです。このような経過から、現在のパーソナルトレーニングの流行につながっていきます。

パーソナルトレーニングの歴史

パーソナルトレーニングが一般に浸透してきたのはつい最近のことですが、パーソナルトレーニングの歴史はもっと前からつながっています。最初は運動後の疲れをケアすることから始まり、トレーナーの指導、育成が行われるようになり、次第に市場が広がっていったのです。最近では、一般の人でもパーソナルトレーニングを気軽に受けられる環境が整っています。

アスリートの疲労回復メインのパーソナルトレーナー

パーソナルトレーニングは、アスリートたちの疲労回復などを目的に行うサポートから始まりました。1964年の東京オリンピックでは、100名ものトレーナーが選手たちをサポートしたとのこと。こうした活動が、現在のパーソナルトレーニング普及の基礎となっています。パーソナルトレーナーは、アスリートサポートのプロフェッショナルなのです。

トレーナーの育成環境の充実

1991年「NSCAジャパン」が設立されました。「NSCA」とは全米エクササイズ&コンディショニング協会のことで、アスリートを支えるトレーナー育成を目的とした機関です。2000年代になるとトレーナーを養成する民間団体も増え、2001年には大学に「スポーツトレーナー学科」が設置されました。パーソナルトレーナーを育てる環境も歴史とともに進化しています。

アスリートを対象としたサービスから一般市場に

パーソナルトレーニングは、プロによるマンツーマンサポートで実践するトレーニングのこと。以前は、個人単位でのパーソナルトレーニングを受けられるサービスはほとんどありませんでした。近年ではパーソナルトレーニングジムも増えて、誰でも比較的気軽にトライ可能。プロによる個別指導で「効率よく結果を出す」ことを求める方も増えています。

パーソナルトレーニングはフィットネスクラブから始まった

パーソナルトレーニングは日本でも歴史が長いのですが、これまではプロのアスリート向けのサービスが中心で、個人が利用する類のサービスとしては認知されていませんでした。そこから、どのように現在のパーソナルトレーニングの人気に結びついたのでしょうか。ここから、パーソナルトレーニングジムの歴史について詳しく見ていきましょう。

フィットネスクラブのサービスの1つだったパーソナルトレーニング

パーソナルトレーニングの歴史は、フィットネスクラブの歴史があってこそ。1つのスペースに、複数人数が集まり、それぞれのペースでトレーニングを行う風景は誰しも目にしたことがあるでしょう。パーソナルトレーニングはマンツーマン指導ですが、最初はフィットネスクラブのオプションサービス的な存在だったのですが、現在ではニーズも大幅に増えています。

ケビン山崎氏創設「トータル・ワークアウト」

パーソナルトレーニングジムが初めて日本に導入されたのは、2001年。ケビン山崎氏が開業した東京三田の「トータル・ワークアウト」でした。アスリートや芸能人、モデルなどが利用するジムとしても知られています。ケビン山崎氏は1987年にシアトルで「トータル・ワークアウト」を設立、その後、東京に進出し、現在では渋谷店、六本木ヒルズ店、福岡店の3店舗を展開しています。

ライザップをきっかけにパーソナルトレーニングが浸透

パーソナルトレーニングジムを一般向けに浸透させたのはなんといっても「ライザップ」でしょう。たるみきった体型から、スッキリと引き締まった体型に大変身するビフォーアフターで世間を驚かせたCMはいろいろな意味で世間に衝撃を与えるとともに、パーソナルトレーニングを身近なものとして認知させたのです。ニーズが増え、パーソナルトレーニングジムも急激に増加しました。

パーソナルトレーニングが流行する理由

パーソナルトレーニングは、ジムやオンラインなど、人気も注目も集まっています。パーソナルトレーニングがなぜ流行しているのでしょうか。ここでは、ライザップのCMの影響や、パーソナルトレーニングならではの人気の理由についてまとめました。歴史の次は、パーソナルトレーニングが流行する理由、メリットを紐解いていきましょう。

ライザップのCM

ライザップのCMは、誰の記憶にも強く刻まれているでしょう。「結果にコミットする」というフレーズとともに、リアルな肉体改造を目の当たりにして、自分もやってみたいと思った方も少なくないはず。パーソナルトレーニングで自分の未来を変えられるといった認識が、ダイエットに挫折し続ける人の心に響いたのは間違いないでしょう。

意思の弱さをカバー

パーソナルトレーニングの目的は人それぞれですが、トレーニング継続には強い意思が欠かせません。最初の意気込みはあっても、それを習慣づけするのが難しく、挫折しがち。ですが、パーソナルトレーニングでは、高額な費用を支払うことで自分を追い込み、サービスを最大限に活用したくなるなど、意思の弱さをカバーしてくれるプラス要素が複数あるのです。

マンツーマンの予約制で継続しやすい

一般的なスポーツジムであれば、自分の気分次第で行ったり行かなかったり、判断できます。つまり、怠けたければいくらでも休めるわけです。が、パーソナルトレーニングはマンツーマンの予約制で挑むため、安易に「今日はやめておこう」などとサボるわけにもいきません。こうした半強制的な環境でトレーニングできれば、継続しやすいでしょう。

パーソナルトレーニングをもっと身近に

パーソナルトレーニングは、値段が高い印象がありますが、最近では比較的リーズナブルなサービスも登場しています。手軽に体験できる無料カウンセリングもあり、オンラインのパーソナルトレーニングもあるので、ニーズに合わせてチェックしてみてください。自分にぴったりのパーソナルトレーニングサービスで結果を出していきましょう。

パーソナルジムに関連する記事

コスメ・スキンケア、健康食品・サプリメント、ヘアケア、ダイエット、脱毛など、あらゆる切り口から自分らしい便利な暮らしをサポートします。「めったに起こらない」が起きた時、解決のヒントがここにある。

運営会社